laborious
laborious は、単に大変だということではなく、膨大な時間と地道な努力、そして忍耐を必要とする作業に対して使われます。物理的な重労働だけでなく、精神的な疲労を伴う緻密な作業や、効率が悪く時間がかかるプロセスを表現する際に非常に有効な単語です。
意味の使い分けとニュアンス
この単語には大きく分けて二つの方向性の意味があります。一つは、作業の内容が骨の折れるものである場合です。例えば、大量のデータを一つずつ手作業で入力したり、膨大な資料を精査したりするような、地味で根気のいる作業を指します。もう一つは、表現や動作がぎこちない場合です。これは、自然な流れがなく、無理に言葉を絞り出しているような、不器用で不自然な書き方や話し方を描写します。
骨の折れる作業の例: a laborious process(骨の折れるプロセス)
ぎこちない表現の例: a laborious style of writing(ぎこちない文体)
類義語との違いhard や difficult が単に困難であるという結果や状態に焦点を当てるのに対し、laborious はそこに至るまでのプロセス(過程)に重点を置きます。つまり、時間がかかり、手間がかかるというニュアンスが強く含まれています。
また、strenuous とも似ていますが、strenuous は激しい身体的活動や強いエネルギーを必要とする激しさを強調するのに対し、laborious は冗長で、時間のかかるという感覚が強いのが特徴です。
hard work:単に難しい、または努力が必要な仕事
laborious work:手間と時間がかかり、非常に骨の折れる仕事
文法的な注意点
形容詞として名詞を修飾する場合(例:a laborious task)と、補語として状態を説明する場合(例:The task was laborious.)の両方で使用されます。特にぎこちないという意味で使う場合は、文章のスタイルや話し方などの抽象的な名詞と共に使われることが多い傾向にあります。
意味
多大な時間、労力、そして懸命な努力を必要とする状態
The process of manually entering the data was incredibly laborious.
データを手入力する作業は、信じられないほど骨の折れるものだった。
話し方や書き方が、遅くて不器用、あるいは無理がある様子
The student wrote in a laborious style that made the essay difficult to read.
その学生は、論文を読みづらくさせるようなぎこちない文体で書いた。