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ferrimagnetism

フェリ磁性
名詞

ferrimagnetismは、物質内部で磁気モーメントが互いに逆向きに整列しているものの、それらの大きさが異なるため、完全に打ち消し合わずに正味の磁化が残る現象を指します。これにより、物質全体として磁性を帯びることになります。

磁性体の分類と違い

ferromagnetism(強磁性)では、すべての磁気モーメントが同じ方向に揃うことで強い磁性が生まれます。一方でantiferromagnetism(反強磁性)では、逆向きの磁気モーメントが完全に等しいため、正味の磁化がゼロになります。ferrimagnetismはこの中間的な性質を持っており、構造的には反強磁性に似ていますが、結果として強磁性体のように磁石としての性質を示す点が特徴です。

実用的な応用と特性

この性質を持つ代表的な物質にフェライトがあります。フェライトは電気抵抗が高いため、高周波領域でのエネルギー損失が少なく、トランスのコアやマイクロ波デバイスなどの電子部品に広く利用されています。物理的な文脈では、温度が上昇するとこの整列状態が崩れ、ある臨界温度(キュリー温度)を超えると常磁性に変化するという特性があります。

意味

名詞フェリ磁性

異なる副格子上の原子の磁気モーメントが不等であり、かつ互いに逆方向に整列しているため、自発的な正味の磁化が生じる特定の物質の性質

The study of ferrimagnetism is essential for developing high-frequency microwave devices.

フェリ磁性の研究は、高周波マイクロ波デバイスの開発に不可欠である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error