dactylic hexameter
ダクティロス六歩格
名詞
dactylic hexameterは、古代ギリシャやローマの古典文学において、最も権威ある詩の形式として確立されてきました。特にホメロスの叙事詩に見られるように、壮大な物語や神話的な出来事を記述する際に最適なリズムであると考えられており、その荘厳な響きが作品に格調高さを与えます。
韻律の構造と特徴
この形式の最大の特徴は、1行に6つの脚(フット)が配置される点にあります。基本となるdactyl(ダクティロス)は、1つの長い音節の後に2つの短い音節が続くリズムであり、これが繰り返されることで独特の流動的な流れが生まれます。ただし、行の最後(第6脚)は通常、短い音節で終わるため、読者に完結した印象を与えます。
他の韻律との対比iambic pentameter(弱強五歩格)がシェイクスピアの劇作などで見られるように、日常的な会話に近い自然なリズムを持つのに対し、dactylic hexameterはより形式的で儀式的な響きを持ちます。そのため、日常的な場面ではなく、英雄の功績を称える叙事詩や、哲学的な考察を含む長編詩に用いられるのが一般的です。
意味
名詞ダクティロス六歩格
1行に6つの脚からなる詩の韻律で、各脚は通常ダクティロス(1つの長音節と2つの短音節)で構成され、伝統的に叙事詩に用いられること
The Iliad and the Odyssey were composed in dactylic hexameter.
イリアスとオデュッセイアはダクティロス六歩格で書かれている。
関連語
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