cacophony
音の不調和と不快感
cacophony は、単に複数の音が鳴っている状態ではなく、それらが互いに調和せず、耳に心地よくない、あるいは騒々しいと感じられる状態を指します。音楽的な文脈では不協和音と訳されますが、日常会話では、工事の騒音や大勢の人が同時に叫んでいる状況など、混沌とした騒々しさを表現する際に使われます。
noise が単なる雑音や騒音を指すのに対し、cacophony は不協和な音の混ざり合いというニュアンスが強く、より文学的で描写的な響きを持つ言葉です。
比喩的な不調和
物理的な音だけでなく、意見や考え方の激しい衝突など、状況的な不調和や混乱を表現する比喩としても用いられます。例えば、政治的な議論が紛糾し、誰も意見をまとめられない状況を cacophony of opinions(意見の不協和音)のように表現できます。
物理的な騒音: a cacophony of car horns(車のクラクションが鳴り響く不協和音)
比喩的な混乱: a cacophony of conflicting views(相反する見解が飛び交う不調和な状態)
意味
耳障りで調和のない音の混ざり合い
"The cacophony of car horns and shouting vendors filled the city street."
車のクラクションと物売りの叫び声による不協和音が街路に充満していた。
相反する多くの考えや意見、あるいは声が同時に発生している状況
"The political debate descended into a cacophony of accusations and interruptions."
政治討論は、非難と遮り合いが入り乱れる喧騒へと化した。