coffer
cofferは、物理的な保管容器から国家の財政まで、価値のあるものを収める箱という共通の概念を持つ単語です。現代の日常会話ではあまり頻繁に登場しませんが、歴史的な文脈や文学的な記述、あるいは法的な文書などで、非常に堅牢な保管場所や公的な資金を指す際に用いられます。
物理的な保管箱と建築様式
物理的な意味では、宝石や金貨などを入れるための頑丈な金庫を指します。また、建築用語としては、天井や壁に施された四角い窪み(格天井)を指し、これは古代ローマの建築様式に由来しています。単なる箱ではなく、装飾性や堅牢性を伴う構造物を指す点に特徴があります。
財政的な比喩表現
比喩的に、政府や組織の資金源を指して国庫として使われます。特に coffers と複数形で使われることが多く、empty the coffers(国庫を使い果たす)や fill the coffers(国庫を潤す)といった表現で、組織が保有する利用可能な資金の状態を強調します。treasury と似ていますが、coffer はより蓄えられた資金の入れ物という物理的なイメージを強く含んだ表現です。
意味
貴重品やお金を保管するために使用される丈夫な箱やチェスト
The family jewels were locked away in a heavy iron coffer.
家族の宝石は重い鉄製の金庫に保管されていた。
天井や丸天井にある、しばしば装飾が施された四角形または長方形の窪んだパネル
The ceiling of the ancient temple was adorned with deeply recessed coffers.
古代の寺院の天井は、深く窪んだ格天井で飾られていた。
組織や政府の財政資源または資金
The war effort quickly drained the national coffers.
戦争への取り組みにより、国庫はすぐに底をついた。