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carbanion

カルバニオン
名詞
複数形: carbanions

carbanionは、有機化学において非常に重要な反応中間体です。炭素原子が負の電荷を帯びているため、強い親核性(ヌクレオフィリシティ)と塩基性を併せ持っています。このため、正電荷を持つ炭素原子への攻撃や、プロトンの引き抜きといった反応を能動的に引き起こします。

化学的性質と反応性

carbanionは、電子対を保持しているため、ルイス塩基として機能します。特に、強塩基を用いて炭素上の水素を引き抜くことで生成されることが多く、これが炭素ー炭素結合を形成するための重要なステップとなります。例えば、グリニャール試薬や有機リチウム化合物などは、実質的にcarbanionのような性質を持って反応します。

安定性と構造的特徴

carbanionの安定性は、周囲の置換基によって大きく変わります。電子吸引基が結合している場合や、共鳴構造によって負電荷が分散される場合(例えばエノラートなど)、その安定性は高まります。一方で、単純なアルキル基のみを持つcarbanionは非常に不安定で反応性が高く、制御が難しい傾向にあります。

意味

名詞カルバニオン

炭素原子が形式的に負の電荷を持ち、非共有電子対を有している負に帯電したイオンであること

The reaction proceeds via the formation of a carbanion intermediate.

その反応はカルバニオン中間体の形成を経て進行する。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error