cajole
相手に心地よい言葉をかけたり、甘い言葉で誘ったりして、自分の思い通りに動かそうとする際に使われる単語です。単に説得するのではなく、お世辞や、相手が断りにくいような優しい促し、あるいは時には少し不誠実な約束などを混ぜて、相手の警戒心を解きながら誘導するというニュアンスが含まれます。persuade が論理的な根拠や正当な理由を用いて説得するのに対し、cajole は感情に訴えかけたり、相手の自尊心をくすぐったりすることで、心理的に操作して同意させるという側面が強い言葉です。
注意すべきニュアンスの使い分け
この単語は、必ずしも悪意があるとは限りません。例えば、子供をなだめてお風呂に入らせるような日常的な場面から、ビジネスシーンで上司をうまくおだてて便宜を図ってもらう場面まで幅広く使われます。しかし、根底には相手をうまく操るという意図があるため、文脈によっては欺瞞的あるいはずる賢いという響きを持つことがあります。
❌ 論理的に説明して納得させる場合:cajole は不適切です。この場合は convince や persuade を使用してください。
✅ お世辞を言って無理なお願いを聞いてもらう場合:cajole が最適です。
文法的なポイント
一般的に cajole someone into doing something という形(誰かをおだてて〜させる)で頻繁に用いられます。この into は、ある状態から別の状態へ(説得される前の状態から、同意して行動する状態へ)移行させるという方向性を示しています。
例: cajole him into signing the contract(彼をおだてて契約書に署名させる)
意味
絶え間ないお世辞や、優しい促し、あるいは欺瞞的な約束を用いて、誰かを説得して何かをさせること
He managed to cajole his boss into giving him a Friday afternoon off.
彼は上司をおだてて、金曜日の午後を休みにするよう説得することに成功した。