say
sayは、単に言葉を発することや、特定の情報を口に出して伝えることを指す最も一般的で汎用性の高い動詞です。日本語の言うや話すに相当しますが、重要なのは具体的な発言内容に焦点が当たっている点です。対照的に、tellは誰かに情報を伝えるという相手への伝達行為に重点が置かれます。
例えば、sayは say something(何かを言う)のように、何を言ったかという内容を伴いますが、tellは tell someone something(誰かに何かを伝える)のように、必ず伝える相手(目的語)を必要とする傾向があります。
類義語との使い分け
say: 発言内容そのものに注目します。例:He said that he was tired.(彼は疲れていると言った)
tell: 情報の伝達や指示に注目します。例:He told me that he was tired.(彼は私に疲れていると伝えた)
speak: 言語能力や、一方的な演説、あるいは電話での会話など、話す行為そのものや形式に注目します。例:Do you speak Japanese?(日本語を話せますか?)
talk: 相互的なやり取りや、特定の話題について話し合うことに注目します。例:We talked about the project.(私たちはプロジェクトについて話し合った)
注意すべき表現と用法sayには、単なる発言以外に例えばや仮にという意味で使われる口語的な用法があります。この場合、具体的な数字や例を挙げる際の導入として機能します。
例:Let's meet at, say, five o'clock.(例えば、5時に会いましょう)
また、文法的な注意点として、sayの後に節(that節)が続く場合は、発言内容をそのまま引用する形になります。一方で、直接話法で引用符を用いる場合は、その人物が実際に発した言葉をそのまま再現します。
意味
言葉を発したり、考えを口に出して表現したりすること
She didn't say a word during the meeting.
彼女は会議の間、一言も言わなかった。
何かを述べたり、口にしたりすること
I have nothing left to say.
私はもう言うべきことが何も残っていない。
特定の物事を意味したり、表したりすること
What do you say to that?
それについてどう思いますか?