provisioning
provisioningは、文脈によって物理的な準備、ITインフラの構築、会計上の処理という全く異なる3つの意味で使われます。共通しているのは、将来的に必要となるリソースをあらかじめ確保し、利用可能な状態に整えるという概念です。
IT分野における活用
現代のビジネスシーンで最も頻繁に使われるのが、ITインフラストラクチャの構築を指すプロビジョニングです。これは単にハードウェアを設置することではなく、ネットワーク設定やソフトウェアのインストールを含め、ユーザーがすぐに利用できる環境を整える一連のプロセスを指します。特にクラウドコンピューティングの文脈では、auto-scaling(自動拡張)などの機能を用いて、需要に応じてリソースを動的に割り当てる自動プロビジョニングが重要視されています。
物理的な供給と会計上の処理
一方で、伝統的な意味での物資調達は、航海や軍事作戦などの長期的な活動に向けて食料や装備を準備することを指します。これは現代のlogistics(物流)に近い概念ですが、より出発前の準備という側面に重点が置かれています。
また、会計分野では引当金計上として使われ、将来発生することが予想される損失や費用に備えて、あらかじめ資金を計上しておく手続きを指します。このように、物理的な物資からデジタルリソース、そして金銭的な備えまで、幅広く準備して提供するという意味で活用される単語です。
意味
特に旅や軍事作戦に向けて、人、グループ、または組織に食料、飲料、および必要な装備を提供または供給すること
The ship's provisioning took several days before the expedition departed.
遠征隊が出発する前に、船の物資調達に数日かかった。
ユーザーやアプリケーションが利用できるように、サーバー、ネットワーク、またはソフトウェアサービスなどのITインフラストラクチャを構築するプロセス
Automated provisioning of cloud resources allows developers to deploy applications rapidly.
クラウド資源の自動プロビジョニングにより、開発者はアプリケーションを迅速に展開できる。
既知の将来の債務や予想される損失をカバーするために、企業の会計帳簿に一定額の資金を積み立てること
The bank increased its loan-loss provisioning to prepare for a potential economic downturn.
銀行は潜在的な経済後退に備えて、貸倒引当金の計上額を増やした。