parry
parryは、物理的な攻撃をかわす動作と、比喩的な意味での回避という二つの側面を持つ言葉です。基本的には、相手の力を正面から受け止めるのではなく、巧みに方向を変えて受け流すというニュアンスが含まれています。
物理的な防御と比喩的な回避
物理的な文脈では、剣術やボクシングなどの格闘技において、相手の攻撃を遮ったりそらしたりする具体的な防御動作を指します。単に避けるのではなく、武器や手を使って攻撃の軌道をずらす能動的な動作である点が特徴です。
一方で、比喩的な文脈では、答えにくい質問や厳しい批判などを、外交的な言い回しや機転を利かせた方法で巧みにかわすことを意味します。これは、相手の攻撃的な意図を無効化し、自分が不利な状況に陥るのを防ぐ心理的な防御策と言えます。
類義語との使い分けdodgeやavoidとの違いに注意してください。dodgeは身体を動かして攻撃を完全に避ける(よける)ことを指しますが、parryは相手の攻撃に接触しつつ、その方向を変えて受け流すことを指します。
また、日本語のカタカナ語であるパリィは、主にゲームや格闘技の専門用語として定着していますが、英語のparryは日常会話において面倒な質問をかわすといった比喩的な表現で非常に頻繁に使用されます。単なる物理的な動作に限定せず、対人関係における駆け引きの文脈で活用することが重要です。
意味
自身の武器や手足を素早く動かして、相手の武器や打撃をかわすこと
The fencer managed to parry the opponent's thrust with a swift flick of the wrist.
そのフェンシング選手は、手首を素早くひねることで相手の突きをうまく受け流した。
困難な質問や非難、議論などを、巧妙または外交的な方法で回避したりそらしたりすること
The politician attempted to parry the journalist's pointed questions about the budget deficit.
その政治家は、予算不足に関する記者からの鋭い質問をかわそうとした。
剣術やボクシングなどで、攻撃を遮ったりそらしたりするために行われる防御動作
With a skillful parry, she redirected the blow and moved into a position to counter-attack.
彼女は巧みなパリィで打撃の方向を変え、反撃するための位置についた。