nonscriptural
nonscripturalは、主にキリスト教などの宗教的文脈において、信仰の根拠が聖書(聖典)にあるのではなく、伝統や慣習、あるいは個人の啓示に基づいている状態を指します。この言葉は単に聖書に書いていないという事実を述べるだけでなく、教義の正当性や根拠を議論する際に、聖書という絶対的な基準から外れていることを強調するために用いられます。
神学的文脈におけるニュアンス
この用語は、学術的な神学論争や教会の歴史を分析する場面で頻繁に登場します。例えば、ある儀式や信仰形態がscriptural(聖書に基づいた)であるか、あるいはnonscriptural(聖書に基づかない)であるかを区別することで、その教えが正統であるか、あるいは後付けの伝統であるかを判断する基準となります。否定的な文脈で使われることもあれば、単に歴史的な記述として中立的に使われることもあります。
類義語との使い分け
extra-biblical: nonscripturalと非常に近い意味ですが、extra-biblicalは聖書の範囲外にある(が、矛盾はしない)というニュアンスが含まれることが多いのに対し、nonscripturalは聖書という根拠を持っていないという点に重点が置かれます。
unorthodox: これは非正統的なという意味であり、単に根拠が聖書にないことだけでなく、認められた正統な教義から逸脱しているという価値判断が含まれます。一方、nonscripturalは根拠の所在という客観的な状態を示す傾向があります。
意味
宗教の聖典、特に聖書に基づかず、そこから派生せず、またそこに記載されていない状態
The theologian examined several nonscriptural traditions that had influenced the early church.
その神学者は、初期の教会に影響を与えた聖書に基づかないいくつかの伝統を調査した。