D
Dicread
HomeDictionaryGgranzyme

granzyme

グランザイム
名詞
複数形: granzymes

granzymeは、免疫系において標的細胞を効率的に排除するための強力な武器として機能します。主に細胞傷害性T細胞やナチュラルキラー細胞に蓄えられており、標的細胞の細胞膜にパーフォリンというタンパク質が孔を開けることで、その隙間から細胞内へと浸透します。浸透したgranzymeは、細胞内のカスケードを活性化させ、プログラム細胞死であるアポトーシスを誘導することで、ウイルス感染細胞やがん細胞を死滅させます。

生物学的メカニズムと役割

この酵素の最大の特徴は、単に細胞を破壊するのではなく、アポトーシスという制御された死を誘導することにあります。これにより、細胞の内容物が周囲に飛散して炎症を引き起こすことを防ぎつつ、効率的に有害な細胞を除去することが可能です。特にgranzyme Bは、カスパーゼというタンパク質を直接活性化させるため、非常に強力な細胞死誘導能を持っています。

臨床的な重要性と応用

granzymeの働きは、生体の防御機構において不可欠ですが、同時に免疫疾患やアレルギー反応などの病理的なプロセスにも関与しています。近年では、このメカニズムを応用したがん治療の研究が進んでおり、特定の標的細胞に対して選択的にgranzymeのような作用を届ける手法が開発されています。

意味

名詞グランザイム

細胞膜に孔を形成することで標的細胞にアポトーシスを誘導する、細胞傷害性T細胞やナチュラルキラー細胞から放出されるセリンプロテアーゼ酵素

The release of granzyme B is essential for the destruction of virally infected cells.

グランザイムBの放出は、ウイルス感染細胞の破壊に不可欠である。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error