empathize
相手の感情や状況を自分のことのように感じ取り、深く理解することを意味します。単にかわいそうに思うという同情(sympathize)とは異なり、相手の視点に立って、その人が感じている苦しみや喜びを自分自身の体験として想像し、分かち合うという能動的な心理プロセスが含まれます。
例えば、誰かが失恋して悲しんでいるとき、sympathize はそれは大変だったねと外側から同情することですが、empathize は私もあの時の絶望感を覚えているから、今のあなたの気持ちが痛いほどわかるという、内面的な共鳴を伴う状態を指します。
類義語との使い分け
sympathize: 相手に対して同情や哀れみを寄せることであり、必ずしも相手と同じ感情を体験している必要はありません。客観的な視点からのお気の毒にというニュアンスが強くなります。
understand: 単に状況や理由を論理的に理解することです。感情的な結びつきは必ずしも含まれません。
注意すべき表現と文脈
日本語では empathize も sympathize も共感するや同情すると訳されることが多いですが、英語では相手の靴を履いてみる(put oneself in someone's shoes)という感覚に近いのが empathize です。相手の立場に完全に入り込むという強い精神的な結びつきを表現したい場合に最適です。
❌ I sympathize with your pain. (あなたの痛みに同情します。=外側から見て気の毒だと思う)
✅ I can empathize with your pain. (あなたの痛みに共感します。=自分も同じ痛みを感じ、理解できる)
文法的には、自動詞として empathize with [person/feeling] の形で使われるのが一般的です。
意味
相手の状況に身を置いて想像することで、他人の感情を理解し、分かち合うこと
She was able to empathize with the refugees because she had experienced displacement herself.
彼女自身が避難生活を経験していたため、難民の人々に共感することができた。