doublecross
doublecrossは、単なる嘘や裏切りではなく、もともと共謀していた相手や、秘密の合意を結んでいたパートナーを欺くという非常に特殊なニュアンスを持ちます。つまり、一度は味方として手を組んだ状態で、相手が自分を信頼している隙に、自分の利益のために相手を罠に嵌めるという二重の欺瞞が含まれています。
betrayとの違いbetrayは、信頼関係にある誰に対しても使える広範な言葉であり、秘密を漏らしたり、忠誠心を捨てたりすることを指します。一方でdoublecrossは、特に犯罪計画やスパイ活動、政治的な密約など、不純な動機で結ばれた協力関係において、相手を出し抜く際に使われる傾向があります。例えば、単に友人に嘘をつくことはbetrayに近いですが、強盗の共犯者が警察に密告して自分だけ報酬を得ようとする行為は典型的なdoublecrossです。
日本語での注意点
日本語で裏切ると訳されますが、文脈によっては出し抜くや罠にかけるというニュアンスが強くなります。また、カタカナでダブルクロスという言葉が特定のゲームや作品のタイトルとして使われることがありますが、英語の本来の意味はあくまで共犯者や同盟者を欺くことであるため、日常会話で安易にカタカナ語として使用すると意味が通じない可能性があります。
意味
個人的な利益を得るために、秘密の合意や同盟を結んだ相手を欺いたり、裏切ったりすること
The spy decided to doublecross his handlers by selling the secrets to the enemy.
そのスパイは、機密情報を敵に売ることで、自分の担当者を裏切ることに決めた。
計画のパートナーや共犯者に対して行われる、裏切りや欺瞞の行為
The heist failed because of a doublecross by the getaway driver.
逃走車の運転手による裏切りのせいで、強盗計画は失敗に終わった。