crinkle
crinkleは、紙や布、あるいは皮膚などの薄い素材に、小さく不規則なしわが寄る様子や、その際に発生するカサカサいう音を表現する言葉です。単に大きな折り目をつけるのではなく、細かく波打つような、あるいはクシャクシャとした状態を指すのが特徴です。
意味の使い分けとニュアンス
この単語は、視覚的な状態と聴覚的な音の両方を表すことができます。物理的な素材に対して使う場合は、意図的にしわくちゃにする動作だけでなく、乾燥や経年劣化によって自然にしわが寄る状態も含みます。また、顔の表情について使う場合は、笑った時に目の端にしわを寄せたり、不快感で鼻にしわを寄せたりするような、筋肉のわずかな収縮による動きを指します。
似た意味を持つ crumple と比較すると、crumple は紙を丸めて完全に潰すような、より激しく大きな変形を伴う傾向があります。一方で crinkle は、より繊細で小さな、あるいは表面的なしわに焦点を当てた表現です。
crinkle:薄い紙に細かいしわが寄る、あるいはカサカサと音を立てる
crumple:紙をくしゃくしゃに丸める、あるいは完全に潰れる
注意すべき表現と誤用
日本語でしわと言うとき、衣服のしわには wrinkle が最も一般的です。crinkle を衣服に使う場合は、デザインとして意図的に細かいしわ加工が施された生地(クリンクル加工)などを指すことが多く、単にアイロンがけをしていないからしわがあるという状況では wrinkle を使うのが適切です。
❌ My shirt is crinkled. (アイロンがなくてしわがある場合は不自然)
✅ My shirt is wrinkled.
また、音に関する表現として、プラスチックの袋や包装紙を触った時のカサカサいう音を表現する際に非常に有効な単語です。この音のニュアンスは、単なる騒音ではなく、素材特有の乾いた鋭い音を指します。
意味
素材に小さな折り目やしわをたくさん作らせること
She crinkled the piece of paper in her hand.
彼女は手の中にある紙切れをしわくちゃにした。
圧力や経年劣化などによって、小さな折り目やしわができること
The old parchment began to crinkle as it dried.
古い羊皮紙は、乾くにつれてしわが寄り始めた。
感情、特に面白さや疑念などによって、顔の筋肉、特に目の周りを収縮させること
He crinkled his nose in distaste.
彼は不快感から鼻にしわを寄せた。
素材にできた小さな折り目やしわ
There was a slight crinkle in the silk fabric.
絹の生地にわずかなしわがあった。
紙やプラスチックを潰したり折ったりした時に出る、鋭くパチパチとした音
The crinkle of the candy wrapper alerted the dog.
キャンディーの包み紙がカサカサいう音に、犬が気づいた。