chromoplast
有色体
名詞
複数形: chromoplasts
chromoplastは、植物の細胞内で特定の色の色素を蓄積するプラスチドの一種です。主に花弁や果実の皮に見られ、受粉を助ける昆虫や動物を惹きつけるという重要な生物学的役割を担っています。一般的に、葉緑素(クロロフィル)が分解される過程で形成されることが多く、これにより植物の部位が緑色から黄色や赤色へと変化します。
プラスチドの種類と機能的な違い
植物細胞内のプラスチドには、光合成を行うchloroplast(葉緑体)や、デンプンなどを貯蔵するleucoplast(白質体)などがあります。chromoplastはこれらと異なり、カロテノイドなどの色素を合成・蓄積することに特化しています。例えば、熟したトマトの赤色や、秋の紅葉に見られる黄色などは、このchromoplastの働きによるものです。
生物学的文脈での活用
学術的な文脈では、単に色がついている状態を指すのではなく、細胞内小器官としての構造や、色素の蓄積メカニズムに焦点を当てて使用されます。例えば、果実の成熟に伴う色の変化を説明する際に、chloroplastからchromoplastへの移行という表現が用いられます。
意味
名詞有色体
葉緑素以外の色素を含み、通常は細胞を黄色、オレンジ色、または赤色にする植物細胞内の特殊なプラスチドであること
The red hue of the tomato skin is due to the presence of chromoplasts.
トマトの皮の赤い色合いは、有色体が存在するためである。