prefer
preferは、単に好きであるということではなく、二つ以上の選択肢を比較して、一方をもう一方よりも好むあるいは優先するという比較のニュアンスを強く持っています。日本語では単に好きと訳されることが多いですが、英語では常にどちらかと言えばこちらが良いという選択の意識が伴います。
比較表現の注意点preferを用いてAよりBを好むと表現する場合、前置詞は than ではなく to を使用します。これは、preferがもともとラテン語由来の比較概念を持っているためです。thanを使うのは better や more などの比較級を用いる場合のみであり、preferと一緒に than を使うのは一般的な間違いです。
❌ I prefer tea than coffee.
✅ I prefer tea to coffee.(私はコーヒーよりも紅茶の方が好きだ。)
動詞の形式と使い分け
好む対象が動作(動詞)である場合、preferの後に to不定詞 または 動名詞 を置くことができます。ただし、二つの動作を比較して〜するより〜することを好むと言う場合は、動名詞(-ing)を使い、前置詞 to でつなぐのが最も一般的で自然な表現です。
I prefer reading to watching TV.(私はテレビを見るよりも読書することを好む。)
また、特定の状況において(どちらかと言えば)〜した方がいいと控えめに、あるいは丁寧に優先順位を伝える場合は、would prefer to という形がよく使われます。これは prefer 単体よりも、その時の気分や特定の場面における選択を強調する響きになります。
I would prefer to stay home tonight.(今夜は家にいたいな/家にいる方を優先したい。)
意味
ある物事や人を、別のものよりも高く評価し、好きである状態
I prefer tea to coffee.
私はコーヒーよりも紅茶の方が好きだ。
特定の役職や役割に対して、ある人物を優先的に選ぶか、高く評価すること
The committee decided to prefer a candidate with more experience.
委員会は、より経験豊富な候補者を優先して採用することを決定した。