larva
生物学的な文脈において、larva は成体とは形態が大きく異なる未成熟な段階を指します。日本語では、対象となる生物によって幼虫または幼生と訳し分けられます。一般的に、昆虫のように陸上で活動し、後の変態を経て成虫になるものは幼虫と呼び、貝類や甲殻類、両生類のように水中で生活し、成体とは全く異なる構造を持つ初期段階のものは幼生と呼ぶのが適切です。
訳し分けのポイント
日本語では虫という言葉が広義に使われますが、英語の larva はより科学的な分類に基づいています。例えば、チョウの幼虫(caterpillar)は larva ですが、バッタのように成体と似た姿で成長するものは nymph(若虫)と呼ばれ、larva とは明確に区別されます。したがって、単に子供の虫と考えるのではなく、変態を伴う劇的な形態変化の前段階にある個体というニュアンスを意識することが重要です。
幼虫(昆虫など): The butterfly starts its life as a larva.(チョウは幼虫として生活を始める。)
幼生(カエルや貝など): The tadpole is the larva of a frog.(オタマジャクシはカエルの幼生である。)
注意すべき混同
日常会話で虫と言う際に bug や insect を使いますが、larva はあくまで成長段階を示す専門的な用語です。また、比喩的に未熟な状態や発展途上の計画などを表現する場合に用いられることがありますが、基本的には生物学的な文脈で使われる言葉であるため、文脈に応じて適切な日本語を選択してください。
意味
昆虫の活動的な未成熟形態で、通常は虫のような姿をしており、成虫になる前に複雑な変態を経る状態
The caterpillar is the larva of the butterfly.
毛虫はチョウの幼虫である。
両生類や軟体動物など、一部の動物における未成熟な形態で、形態学的に成体とは異なる状態
Tadpoles are the larval stage of frogs.
オタマジャクシはカエルの幼生期の姿である。
例文
The larva of the housefly is a small white maggot.
イエバエの幼虫は、小さな白いウジである。
The oyster larva drifts in the ocean current before settling.
カキの幼生は、定着する前に海流に乗って漂う。