disfluency
disfluencyは、単に話し方が下手であることを指すのではなく、言語学や音声学、あるいは臨床心理学などの専門的な文脈で使われる用語です。発話の途中で生じる不自然な間や、言葉の繰り返し、uhやumといったフィラー(充填詞)の挿入など、滑らかな発話の流れが中断される現象全般を指します。
臨床的視点と日常的な言い間違いの違い
この言葉を扱う際は、一時的な緊張による言い間違いと、慢性的または病理的な流暢性の欠如を区別することが重要です。日常会話で誰かが言葉に詰まることは一般的ですが、専門的な文脈でdisfluencyという言葉が使われる場合、それは分析の対象となる非流暢性という現象を指しており、特にどもり(stuttering)などの言語障害の診断基準として用いられることが多いです。
日本語における概念の混同への注意
日本語で流暢ではないと言う場合、単に語彙力が不足していたり、文法的に不自然であったりすることを指す場合があります。しかし、英語のdisfluencyは、内容の正誤や語彙力ではなく、あくまで音声を出す際のリズムや流れという物理的な側面における中断に焦点を当てた言葉です。したがって、文法的な不自然さを指してこの言葉を使うのは不適切であり、あくまで発話の物理的な途切れを表現する際に使用してください。
意味
間や繰り返し、フィラーなどの言葉による、滑らかな発話の流れの途切れや中断のこと
The speaker exhibited a high degree of disfluency during the interview.
話し手は面接中、高度な非流暢性を示した。
流暢ではない状態。特に、調音のリズミカルな流れに影響を与える言語障害や機能低下を指すこと
Clinical studies on disfluency often distinguish between typical speech errors and chronic stuttering.
非流暢性に関する臨床研究では、一般的な発話ミスと慢性的どもりとの区別がしばしばなされる。