cyclone
気象学的な文脈では、低気圧の中心に向かって回転する風の系を指します。特にインド洋や南太平洋で発生する激しい嵐を指すことが多いですが、広義には北半球で反時計回りに、南半球で時計回りに回転するあらゆる低気圧系を包括する用語です。日本語でもそのままサイクロンとして定着していますが、地域によって typhoon(台風)や hurricane(ハリケーン)と呼び分けられる点に注意してください。これらは物理的な現象としてはほぼ同じですが、発生する海域によって名称が異なります。
物理的な動きとしてのニュアンス
名詞としてだけでなく、動詞として使われる場合は、空気や液体などが中心軸を持ってらせん状に回転したり、らせん状に動かしたりすることを意味します。例えば、掃除機の仕組みや、竜巻のように塵がらせん状に舞い上がる様子を表現する際に用いられます。単なる回転(rotate)ではなく、中心に向かって吸い込まれるような、あるいは上方へ昇っていくような立体的ならせん運動を伴うのが特徴です。
気象現象の例: The coastal village was devastated by a powerful cyclone.(その沿岸の村は強力なサイクロンによって壊滅的な被害を受けた。)
物理的な動きの例: Dust cycloned upward into a towering pillar.(塵がらせん状に舞い上がり、高くそびえる柱のようになった。)
混同しやすい表現との違いspiral とは似ていますが、spiral は形状や軌道としてのらせんに重点を置くのに対し、cyclone は回転に伴う強い力や吸引力、激しい気流という動的なエネルギーを強く想起させます。また、日常会話で単に回転すると言いたい場合は spin や rotate が適切であり、cyclone を動詞として使うのは、非常に激しい回転運動や特定の物理現象を記述する場合に限られます。
Countable when referring to a specific storm event, such as saying three cyclones hit the coast this year.
意味
低気圧の中心に向かって回転する風の系で、しばしば激しい雨を伴う
The coastal village was devastated by a powerful cyclone.
その沿岸の村は強力なサイクロンによって壊滅的な被害を受けた。
何かをらせん状のパターンで移動させる、または回転させる
The dust cycloned upward into a towering pillar.
塵がらせん状に舞い上がり、高くそびえる柱のようになった。
らせん状の動きで回転する
The air cycloned violently around the center of the storm.
嵐の中心付近で空気が激しく回転していた。