recite
recite は、主に記憶している内容を声に出して述べる際に使われます。詩や聖典、あるいは学校の授業で覚えた文章を、一字一句正確に再現して読み上げるというニュアンスが強く、単に話すのではなく暗唱するという形式的な行為を指します。
一方で、出来事や事実を順序立てて詳しく述べる場合にも使われます。この場合は、単なる会話ではなく、警察への供述や公式な報告のように、記憶を辿って詳細に列挙するという文脈で用いられます。
類義語との使い分け
repeat: 単に同じ言葉を繰り返すことを指しますが、recite は記憶から再現して述べるというプロセスに重点が置かれます。
enumerate: 項目を一つずつ数え上げたり列挙したりすることに重点がありますが、recite はそれを声に出して伝えるという行為に重点があります。
注意すべき点
日本語の唱えるには、お祈りや呪文のように、意味よりも形式的な繰り返しを重視するニュアンスが含まれますが、recite はあくまで記憶していたものを正確に再現するという側面が強い言葉です。例えば、単に呪文を唱える場合は chant の方が適切であり、recite を使う場合は覚えた呪文を正しく唱えるという文脈になります。
意味
詩や文章、書き物を、聴衆の前で記憶に基づいて繰り返し述べる
The student had to recite a poem in front of the whole class.
その生徒はクラス全員の前で詩を暗唱しなければならなかった。
一連の事実や出来事、詳細を、形式的にまたは詳細に述べる
The witness began to recite the events of the evening to the police officer.
目撃者はその晩の出来事を警察官に詳しく述べ始めた。