murmur
murmurは、単に音が小さいということではなく、低く、連続的に流れるような音の質感を表現する言葉です。人間が話す場合は、他人に聞かれたくないときや、独り言のように静かに話すつぶやくというニュアンスになります。また、大勢の人が不満や不安を抱えて低く話し合っている状態を指してざわつくと訳されることもあります。
自然界の音に使う場合は、小川の流れのような心地よく穏やかなせせらぎを表現します。このように、文脈によって静かな個人の声 集団の不穏なざわめき 自然の心地よい音という異なる情景を使い分ける必要があります。
類義語との使い分けwhisperとの違いに注意してください。whisperは声を出し切らずに息だけで話すささやきであり、意図的に秘密を共有しようとする動作が強い言葉です。一方でmurmurは、声帯を振動させて低く出す音であり、ぼそぼそと不明瞭に話す様子や、意識せずとも漏れ出るような音を指します。
❌ whisper(息だけのささやき)で小川の音を表現することはできません。
✅ murmur(低く連続的な音)であれば、人の声と自然の音の両方に使えます。
注意すべき表現
この単語は、医学的な文脈で心雑音(heart murmur)を指す専門用語としても使われます。日常会話で心臓の音が変だという文脈で使われた場合は、単なるつぶやきではなく、医学的な異常音を指している可能性があるため注意が必要です。
Countable when referring to a specific instance of a low-voiced comment. Uncountable when referring to the general background noise of many people speaking softly.
意味
低く、柔らかい、または不明瞭な声で何かを言う
He murmured a quiet apology.
彼は静かに謝罪の言葉をつぶやいた。
低く連続した声で話し、しばしば不満を漏らす
The crowd began to murmur as the delay continued.
遅延が続くと、群衆がざわつき始めた。
低い連続した音。柔らかい話し声や穏やかな小川の音など
The distant murmur of the brook was soothing.
遠くから聞こえる小川のせせらぎが心地よかった。