mutter
不満や独り言のニュアンス
mutter は、単に小声で話すことではなく、多くの場合、不満、いらだち、あるいは困惑などのネガティブな感情を伴って、口をあまり開かずに低くぼそぼそと話す様子を指します。相手に明確に伝えようとする意図よりも、自分自身の感情を漏らしたり、独り言のように不平を言ったりする状況で使われます。
似た意味を持つ whisper とは明確に異なります。whisper は秘密を共有するために意図的に声を潜めるささやきであるのに対し、mutter は不機嫌そうに、あるいは不明瞭に言葉を漏らすつぶやきやぶつぶつ言うというニュアンスが強いです。
使い分けのポイント
mutter:不満げに、または聞き取りにくい声でぶつぶつ言う。例:muttering to oneself(独り言をぶつぶつ言う)
whisper:誰かに聞こえるように、または秘密にするために静かに話す。例:whisper a secret(秘密をささやく)
murmur:穏やかな声で、心地よく、あるいは静かに話す。mutter よりも攻撃性がなく、心地よい低音を伴うことが多いです。
文法的な注意点
動詞として使われるほか、名詞としてつぶやきや低く不明瞭な声を指すこともあります。また、自動詞として mutter to oneself のように、誰に対して言っているのかを明示する形で頻繁に用いられます。
意味
不満やいらだちを表現するために、聞き取りにくい低い声で静かに話す
"He continued to mutter about the unfairness of the decision as he left the room."
彼は部屋を出る際、決定の不当さについてぶつぶつと言い続けた。
怒りや恥ずかしさ、あるいは秘密にしたいという気持ちから、かろうじて聞こえるほどの低い声で言う
"She muttered a quick apology before rushing out of the office."
彼女はオフィスを急いで出る前に、短く謝罪の言葉を口ごもった。
一人で静かに話している人やグループから発せられる、低く不明瞭な音
"A low mutter of discontent spread through the crowd during the speech."
演説の間、群衆の間に不満げな低いつぶやきが広がった。