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methemoglobin

メトヘモグロビン
名詞

methemoglobinは、赤血球に含まれるヘモグロビンの鉄イオンが、通常の二価(Fe2+)から三価(Fe3+)に酸化された形態を指します。この状態になると、ヘモグロビンは酸素を結合して組織に運ぶ能力を失うため、血液中の濃度が上昇すると組織への酸素供給が不足し、低酸素症の状態に陥ります。

臨床的な特徴と症状

血中のmethemoglobin濃度が高くなると、血液の色が暗赤色(チョコレート色)に変化するのが特徴です。これにより、皮膚や粘膜が青紫色になるチアノーゼが現れます。通常、体内にはこれを還元して元のヘモグロビンに戻す酵素が存在しますが、特定の薬剤の服用や化学物質への曝露によってこのバランスが崩れると、メトヘモグロビン血症という病態を引き起こします。

診断と治療の視点

診断においては、血液ガス分析やパルスオキシメーターによる酸素飽和度の測定が行われますが、methemoglobinが存在する場合、通常のパルスオキシメーターでは正確な数値が出ないことがあるため注意が必要です。治療としては、酸化された鉄を再び二価に戻すための還元剤であるメチレンブルーなどが投与されることが一般的です。

意味

名詞メトヘモグロビン

ヘム基の鉄が二価の状態から三価の状態に酸化され、酸素を効果的に結合および輸送できなくなった状態のヘモグロビンの形態

The patient exhibited cyanosis due to an abnormally high concentration of methemoglobin in the blood.

血液中のメトヘモグロビン濃度が異常に高かったため、患者にチアノーゼが現れた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error