lipase
リパーゼ
名詞
複数形: lipases
lipaseは、生体内で脂肪を分解する重要な役割を担う酵素の総称です。主に膵臓や胃、舌などで分泌され、食事に含まれる脂質を吸収可能な形に分解することで、エネルギー代謝を可能にします。医学や生物学の専門的な文脈で使われる用語であり、日常会話で使われることは稀ですが、健康診断や消化器系の疾患に関する説明などで頻繁に登場します。
生物学的機能と作用機序
この酵素の最大の特徴は、水に溶けない脂質(トリグリセリド)に作用し、それをグリセロールと遊離脂肪酸に分ける加水分解反応を促進することです。このプロセスがあることで、私たちの体は効率的に脂肪を吸収し、細胞膜の構築やエネルギー源として利用することができます。
臨床的な重要性と指標
医療現場では、血液中のlipase濃度を測定することで、膵臓の状態を診断する指標として利用されます。例えば、膵炎などの炎症が起きると、通常は膵管を通って腸へ送られるはずのlipaseが血液中に漏れ出し、数値が上昇します。そのため、この酵素の数値は膵臓の機能不全や炎症を特定するための重要なバイオマーカーとなります。
意味
名詞リパーゼ
脂質の加水分解を触媒し、特にトリグリセリドをグリセロールと遊離脂肪酸に分解する酵素のこと
The pancreas secretes lipase into the small intestine to aid in the digestion of fats.
膵臓は、脂肪の消化を助けるためにリパーゼを小腸に分泌する。