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isoprostane

イソプロスタン
名詞

isoprostaneは、生体内で酵素の働きを介さずに発生する脂質過酸化の産物であり、特に酸化ストレスの指標として非常に重要な役割を果たします。通常のプロスタグランジンが酵素(シクロオキシゲナーゼ)によって合成されるのに対し、isoprostaneは自由ラジカルによる非酵素的な反応で生成されるため、体内でどの程度の酸化ダメージが起きているかを直接的に反映するバイオマーカーとして利用されます。

臨床的な意義と測定

医学や生物学の研究において、isoprostaneは血漿や尿などの生体試料から検出されます。これにより、心血管疾患や糖尿病、神経変性疾患など、酸化ストレスが関与する様々な病態の評価が行われます。特に尿中の濃度を測定することで、全身的な酸化ストレスの状態を非侵襲的に把握できる点が大きな利点です。

プロスタグランジンとの違い

構造的に似ているため混同されやすいですが、isoprostaneprostaglandinは生成経路が根本的に異なります。prostaglandinは特定の生理的機能を持つシグナル分子として制御されて合成されますが、isoprostaneは制御不能な酸化反応の結果として生じる副産物であるため、その量が多いことは生体内の抗酸化能力が不足し、酸化ストレスが亢進している状態であることを示唆します。

意味

名詞イソプロスタン

オメガ6脂肪酸の非酵素的な過酸化によって生成されるプロスタグランジン様化合物であり、体内の酸化ストレスのバイオマーカーとして用いられること

The researchers measured levels of isoprostane in the urine to assess the degree of lipid peroxidation.

研究者は、脂質過酸化の程度を評価するために、尿中のイソプロスタン濃度を測定した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error