decile
十分位数
名詞
複数形: deciles
decileは、統計学においてデータを大きさ順に並べ、それを10等分した区分のことを指します。これにより、データセット内の特定の個体が全体の中でどの位置に属しているかを明確に把握することが可能です。例えば、所得分布を分析する際に、最も所得が低い層を第1十分位数、最も高い層を第10十分位数として分類し、格差の状況を定量的に評価する場合に非常に有用です。
パーセンタイルとの関係decileは、データを100等分するpercentile(パーセンタイル)の特殊なケースと言えます。具体的には、第1十分位数は第10パーセンタイルに、第5十分位数は中央値である第50パーセンタイルに相当します。分析の目的が詳細な分布の把握である場合はpercentileが使われますが、大まかなグループ分けや傾向の把握が目的である場合は、より簡潔なdecileが好んで使用されます。
実務的な活用シーン
この概念は、経済統計やマーケティング分析で頻繁に活用されます。例えば、顧客を購買額に基づいて10個のグループに分け、上位10パーセントの層(第10十分位数)に特化したプロモーションを行うといった戦略的な意思決定に利用されます。単なる平均値だけでは見えてこない、分布の偏りや極端な値の影響を排除してデータを解釈できる点が大きなメリットです。
意味
名詞十分位数
ある変数の分布に従って、母集団を等しく10個のグループに分けたうちの一つ
The bottom decile of earners receives the least amount of government support.
所得者の下位10パーセントの層は、政府からの支援を最も少なく受けている。