cisgender
cisgenderは、出生時に割り当てられた生物学的な性と、本人が自認する性が一致していることを指す言葉です。この用語は、単に普通の人や標準的な人を指すのではなく、transgender(トランスジェンダー)という概念との対比において、性自認のあり方を客観的に記述するために用いられます。
用語の背景とニュアンス
かつては、性自認が一致している状態を当たり前としてあえて言葉にすることはありませんでしたが、多様な性自認について議論する際、特定のグループを普通とし、それ以外を特殊とする二分法を避けるためにこの言葉が普及しました。したがって、この言葉を使うことで、あらゆる性自認が等しく一つのカテゴリーとして存在しているという視点を示すことができます。
使用上の注意点
この用語は主に社会学、心理学、または人権やジェンダーに関する議論などのフォーマルな文脈や、アイデンティティについて深く話し合う場面で使用されます。日常会話で不用意に使うと、相手に分析的な印象を与えたり、文脈によっては不自然に聞こえたりすることがあります。
正しい例:研究において、cisgenderの人とtransgenderの人の意識差を調査する。
不自然な例:友人と話している時に、単に私はcisgenderだからと唐突に切り出す(文脈がない場合)。
意味
出生時に割り当てられた性と、自身の性自認が一致している状態
She identifies as a cisgender woman.
彼女は自分をシスジェンダーの女性であると認識している。
出生時に割り当てられた性と、自身の性自認が一致している人
The study included both transgender individuals and cisgenders.
その研究には、トランスジェンダーの人とシスジェンダーの人の両方が含まれていた。