cis
シスジェンダーの / シス型の
形容詞
cisはラテン語でこちら側にを意味する接頭辞であり、現代では主に社会学的な文脈と化学的な文脈の二つの異なる分野で使用されます。どちらの文脈においても、対照的な概念であるtrans(あちら側に)との対比で理解することが重要です。
ジェンダーアイデンティティにおける用法
社会的な文脈では、cisgender(シスジェンダー)の略称として使われます。これは、出生時に割り当てられた生物学的な性と、本人が自認する性が一致している状態を指します。トランスジェンダーの対義語として用いられ、個人の性自認を正確に記述するための専門的な用語です。日常会話よりも、学術的な議論や権利に関する文脈で頻繁に登場します。
化学における構造的意味
化学の分野では、分子構造における配置を示す用語として使われます。具体的には、二重結合や環状構造において、同じ側に特定の官能基や原子が位置している状態を指します。これに対し、反対側に位置している場合はtrans(トランス型)と呼ばれます。この構造的な違いによって、物質の物理的性質や化学的反応性が大きく変わるため、医薬品や材料科学において非常に重要な概念となります。
意味
形容詞シスジェンダーの
出生時に割り当てられた性と、自身の性自認が一致している状態
She identifies as a cis woman.
彼女はシスジェンダーの女性であると自認している。
形容詞シス型の
化学において、二重結合または環の同じ側に二つの官能基がある分子である状態
The cis isomer of the compound is more stable than the trans isomer.
その化合物のシス型異性体は、トランス型異性体よりも安定している。