can
canは、能力や可能性、あるいは許可を表す非常に多機能な助動詞ですが、文脈によって意味が大きく異なります。日本語ではすべて〜できると訳されがちですが、英語では能力があるのか状況的に可能であるのか、あるいは許可されているのかという区別が重要です。
例えば、I can swimは泳ぐ能力を持っていることを指しますが、I can go to the partyは(予定が空いているので)パーティーに行けるという状況的な可能性を指します。また、日常会話ではCan I...?のように、相手に許可を求める際にも頻繁に使われます。
注意すべき使い分け
能力や許可を表現する際、canと似た意味を持つbe able toやmayとの違いに注意してください。
can:一般的・潜在的な能力や、カジュアルな許可を表します。
be able to:特定の状況下でなんとか〜できたという具体的な達成や、未来の可能性(will be able to)を表す際に使われます。
may:canよりもフォーマルな許可を求める際に使われます。
名詞としての用法と混同
助動詞としてのcanとは別に、名詞として缶という意味があることに注意してください。この場合、可算名詞として扱われるため、単数形では a can、複数形では cans となります。また、動詞として缶詰にするという意味でも使われます。
助動詞の例: I can speak Japanese.(私は日本語を話すことができる。)
名詞の例: a can of soda(ソーダの缶)
動詞の例: canning vegetables(野菜を缶詰にする)
文法的な特徴
助動詞として使用する場合、canの直後には必ず動詞の原形がきます。また、主語が三人称単数(he, she, itなど)であっても、cansのように s をつけることはありません。否定形は cannot または短縮形の can't となり、〜できないという強い否定や不可能を表します。
意味
何かをする能力、技術、または手段を持っている状態
I can speak three languages fluently.
私は3つの言語を流暢に話すことができる。
何かをすることが許可されている、または許可を得ている状態
Can I leave the room now?
今、部屋を出てもいいですか?
食品や飲料を保存するために使用される円筒形の金属製容器
He opened a can of soup for lunch.
彼は昼食にスープの缶を開けた。
通常、瓶や缶などの気密容器に密封して食品を保存すること
My grandmother used to can peaches every autumn.
祖母は毎年秋に桃の缶詰を作っていた。
誰かを職から解任すること。または、クビにすること
The company decided to can the manager after the scandal.
その会社は不祥事の後、マネージャーを解雇することを決定した。