sentiment
sentimentは、単なる一時的な感情ではなく、特定の対象や状況に対して抱く持続的な考え方や、心の底にある情緒的な傾向を指します。文脈によって、客観的な分析対象としての世論や見解を指す場合と、主観的で感傷的な情緒を指す場合の二つの側面を持ち合わせています。
客観的な見解と主観的な情緒の使い分け
ビジネスや政治の文脈では、sentimentは集団的な意見や傾向を指し、market sentiment(市場心理)のように、人々が全体としてどのように感じているかという見解として機能します。一方で、個人的な文脈では、懐かしさや悲しみといった、理屈では説明できない情緒や感傷的な気持ちを表現します。
public sentiment:世論や社会的な感情(見解)
sentimental value:思い出などの情緒的な価値(情緒)
類義語との概念的な違いemotionが怒りや喜びといった瞬間的で強い生理的な反応を指すのに対し、sentimentはより穏やかで、思考や経験に基づいた持続的な心の状態を指します。また、opinionが明確な根拠に基づいた意見であるのに対し、sentimentは感情的な裏付けがある見解であるという点に違いがあります。
カタカナ語との混同に注意
日本語でセンチメンタルと言う場合、主に感傷的で悲しいというネガティブまたは切ないニュアンスで使われることが多いですが、英語のsentimentは必ずしも悲しい意味だけではありません。前述のように、市場の動向や社会的な傾向といった、極めてドライな分析的な文脈でも頻繁に使用されるため、文脈に応じて見解か情緒かを判断することが重要です。
Countable when referring to a specific opinion or a particular feeling held by a person. Uncountable when referring to the general quality of being emotional or the overall mood of a population.
意味
ある状況や出来事に対する見解や考え方、または意見
Public sentiment shifted quickly after the scandal.
不祥事の後、世論は急速に変化した。
優しさ、悲しみ、または懐かしさといった感情
The old letter was full of sentiment.
その古い手紙には情緒が満ち溢れていた。