remand
remandは主に法的な文脈で使用される専門用語であり、大きく分けて被告人の身柄拘束と事件の差し戻しという二つの異なる概念を持ちます。日本語ではどちらも文脈によって訳し分けられますが、英語では同一の単語が使われるため、状況に応じて判断する必要があります。
身柄の拘束に関する用法
裁判の合間や、判決が出るまでの間に、被告人を再び拘置所に留め置くことを指します。これは単なる逮捕ではなく、法的な手続きの一環として拘留状態に戻すというニュアンスが強い表現です。
❌ arrest(逮捕する):事件発生時に初めて身柄を確保することを指します。
✅ remand(勾留する):一度出廷した被告人を、次の期日まで再び拘留することを指します。
裁判手続きの差し戻しに関する用法
上級裁判所が、下級裁判所の判決に不備があるとして、再審理のために事件を元の裁判所に送り返すことを指します。これは手続き上の差し戻しを意味し、物理的な移動ではなく、法的権限の移譲を意味します。
注意すべき点
この単語は日常会話で使われることはほとんどなく、法廷ドラマやニュース、法律文書などで目にすることが一般的です。また、名詞として使われる場合は勾留や差し戻し事件そのものを指します。
意味
裁判やさらなる審問を待つ間、囚人を再び拘留状態に戻すこと
"The judge decided to remand the suspect in custody until the next hearing."
裁判官は、次の審問まで被告人を勾留し続けることを決定した。
さらなる手続きや再審理のために、事件や法的問題を下級裁判所に送り返すこと
"The appellate court chose to remand the case to the district court for a new trial."
控訴裁判所は、新たな審理のためにこの事件を地方裁判所に差し戻すことを選択した。
被告人を拘留状態に戻す行為、またはその過程で拘留される期間
"The defendant was held on remand for three weeks before the trial began."
容疑者は裁判が始まるまで3週間、勾留された。
さらなる検討のために、上級裁判所から下級裁判所に送り返された事件や案件
下級裁判所は差し戻し事件を受け取り、再び証拠の検討を開始した。