quantum-chromodynamics
量子色力学
名詞
quantum-chromodynamicsは、素粒子物理学における非常に専門的な理論であり、一般的に量子色力学と訳されます。この理論は、クォークとグルーオンという極めて小さな粒子の間に働く強い相互作用を説明するもので、物質の核となる陽子や中性子がどのように結びついているかを解明します。
色電荷という概念
この理論で最も特徴的なのは、電気的な正や負の電荷ではなく、色(カラー)という概念を用いて相互作用を記述することです。ここでの色は視覚的な色を指すのではなく、クォークが持つ3種類の異なる状態を区別するための比喩的なラベルです。このため、理論名に色力学(chromodynamics)という言葉が含まれています。
他の物理学理論との関係quantum-chromodynamicsは、自然界の4つの基本相互作用のうちの一つを扱う理論であり、電磁相互作用を扱うquantum electrodynamics(量子電磁力学)と数学的な構造が似ていますが、その性質は大きく異なります。例えば、電磁気学では距離が離れるほど力が弱まりますが、量子色力学ではクォーク同士が離れようとするほど結びつきが強くなる漸近的自由や閉じ込めという特有の現象が起こります。
意味
名詞量子色力学
陽子や中性子などのハドロンの基本構成要素であるクォークとグルーオンの間の強い相互作用を記述する粒子物理学の理論
Researchers use quantum-chromodynamics to calculate the mass of the proton.
研究者は量子色力学を用いて陽子の質量を計算する。
関連語
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