quark
物理学における概念
quarkは、現代物理学において物質の最小単位の一つとされる素粒子を指します。陽子や中性子などのハドロンを構成する基本粒子であり、単独で存在することはなく、常に組み合わさって存在するという特異な性質を持っています。専門的な文脈では、アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップという6種類の種類(フレーバー)に分類されます。
食品としての名称
一方で、ドイツやポーランドなどの中欧・東欧地域では、quarkは伝統的なフレッシュチーズの一種を指します。日本のカッテージチーズやクォークチーズに近い質感で、料理やデザートに広く利用されます。物理学の用語とは全く異なる文脈で使用されるため、文脈に応じて判断する必要があります。
混同しやすい点
日本語ではどちらの意味でもカタカナでクォークと表記されることが一般的ですが、英語圏では文脈によって素粒子かチーズかが明確に分かれます。例えば、科学論文の中で登場すれば物理学の用語であり、レシピやメニューの中で登場すれば食品を指します。また、物理学のquarkは、ジェームズ・ジョイスの小説から引用された言葉であり、もともとは特定の意味を持たない言葉であったという背景があります。
意味
陽子や中性子などのハドロンを構成する素粒子の総称で、分数電荷を持つことを特徴とする
"The proton is composed of two up quarks and one down quark."
陽子は2つのアップクォークと1つのダウンクォークで構成されている。
中欧や東欧で一般的なフレッシュカッテージチーズの一種で、通常は牛乳から作られる
"She spread a layer of seasoned quark on the rye bread."
彼女は新鮮なクォークチーズを使って伝統的なチーズケーキを作った。