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pathos

哀愁
名詞

pathosは、単なる悲しみではなく、見る人や聞く人の心に深く訴えかけ、同情や哀れみを誘うような情緒的な質哀愁を指します。多くの場合、抗えない運命や避けられない喪失、あるいは不完全な人間がもがく姿など、切なさを伴う文脈で使用されます。

この言葉は、単に悲しい(sadという感情の状態を指すのではなく、芸術作品や演説、あるいは特定の状況が持っている人を感動させる力というニュアンスが強いのが特徴です。

類義語との使い分け

pathosは、tragedy(悲劇)やsorrow(深い悲しみ)と混同されやすいですが、焦点が異なります。

sorrowは、個人が感じる内面的な深い悲しみという感情そのものを指します。
tragedyは、不幸な出来事や破滅的な結末という状況や物語を指します。
pathosは、それらの状況を通じて、観察者が感じる哀愁同情心という、感情的な喚起力を指します。

例えば、ある人物が絶望的な状況で微笑むシーンがあるとき、その状況自体は tragedy ですが、そこから漂う切なさや見る者の心を打つ性質が pathos です。

注意すべき表現と文脈

この単語は非常に文学的で格調高い表現であるため、日常会話で今日は悲しい気分だと言う際に使うと不自然です。主に批評、文学、演劇、あるいは深い人間ドラマを論じる際に用いられます。

I feel a lot of pathos today.(今日はとても哀愁を感じる。→ 不自然です)
The play is filled with pathos.(その劇は哀愁に満ちている。)

また、文脈によっては過剰に同情を誘おうとする(感傷的な)という否定的なニュアンスで使われることもあります。例えば、わざとらしく悲劇的に演出された状況を指して、皮肉っぽく表現される場合があります。

意味

名詞哀愁

観客や観察者に哀れみ、悲しみ、または同情を呼び起こす性質

The movie is filled with pathos, depicting the struggles of a lonely child.

その映画は孤独な子供の葛藤を描いており、哀愁に満ちている。

関連語

Last Updated: June 20, 2026Report an Error