pathetic
pathetic は、文脈によって同情を誘うという肯定的なニュアンスから、情けないという否定的なニュアンスまで、大きく意味合いが分かれる単語です。日本語ではどちらも哀れなと訳されることがありますが、使い分けに注意が必要です。
感情的な同情と悲しみ
本来の意味は、見る人の心に強い悲しみや同情を呼び起こす状態を指します。例えば、不幸な境遇にある人や、絶望的な状況にある動物などに対して使われ、相手への深い共感や慈しみの感情が含まれます。
a pathetic cry(悲痛な叫び)
a pathetic sight(哀れな光景)
軽蔑や失望を伴う評価
現代の日常会話では、能力の低さや努力の不足、あるいはあまりに不十分な結果に対して、情けない 惨めな 話にならないという軽蔑的な意味で使われることが非常に多いです。この場合、同情ではなく呆れや失望が主軸となります。
a pathetic excuse(言い訳がましい、情けない言い訳)
a pathetic attempt(惨めな試み、お粗末な努力)
類義語との使い分け
pitiful と非常に似ていますが、pitiful は純粋にかわいそうという同情のニュアンスが強い傾向にあります。一方で pathetic は、前述のようにあまりにひどくて話にならないという攻撃的なニュアンスで使われる頻度が高いのが特徴です。相手を侮辱する意図がある場合は pathetic が選ばれます。
意味
哀れみや悲しみ、または同情を誘う様子
"The sight of the abandoned puppy was truly pathetic."
捨てられた子犬は哀れな光景だった。
ひどく不十分で、弱々しく、または不成功である様子
"The team gave a pathetic performance and lost by five goals."
そのチームは試合の後半に惨めなパフォーマンスを見せた。
感情的な訴えを通じて、強い悲しみや嘆きを呼び起こす様子
その難民は、喪失と生存に関する悲痛な物語を語った。