nasty
nastyは、単に悪いということではなく、生理的な嫌悪感や、道徳的な卑劣さ、あるいは状況の危険性を伴うひどさを表現する言葉です。日本語では文脈によって不快な 意地悪な 深刻ななどと訳し分けられますが、共通しているのは受け入れがたい不快感というニュアンスです。
感覚的な不快感と道徳的な悪意
物理的な感覚(味、臭い、見た目など)に対して使う場合、吐き気を催すような、あるいは非常に不潔で耐え難い様子を指します。例えば、腐敗した物の臭いや、ひどい天候などに使われます。一方で、人の性格や行動に対して使う場合は、単に不親切なだけでなく、相手を傷つけようとする意図がある意地悪なあるいは卑劣な振る舞いを意味します。
❌ a nasty person(単に不機嫌な人)
✅ a nasty person(他人を攻撃したり、陰口を叩いたりする意地悪な人)
危険性や深刻な状態
怪我や病気、あるいは天候について使う場合、それは単に悪いのではなく、放置すると危険な状態であることや、治療が困難な深刻な状況であることを示唆します。例えば、深い切り傷や、激しい嵐などがこれに当たります。
a nasty cut(深く、ひどい切り傷)
nasty weather(嵐のような、非常にひどい天候)
類義語との使い分けbadが最も一般的で広範な悪いを意味するのに対し、nastyはより感情的で主観的な嫌悪感が強く含まれます。また、meanも意地悪なと訳されますが、meanが単にケチであったり不親切であったりすることを指すのに対し、nastyはより攻撃的で、相手を不快にさせるという悪意が強調されます。
意味
非常に不快で、胸が悪くなるような、あるいは感覚的に受け付けない様子
That old garbage smells really nasty.
あの古いゴミは本当にひどい臭いがする。
振る舞いが意地悪で、卑劣または悪意がある様子
He has a nasty habit of insulting people behind their backs.
彼は人の陰口を叩くという、意地悪な癖がある。
危険であるか、あるいは悪化する可能性が高い様子。特に天候や怪我について用いる
The hiker suffered a nasty gash on his leg during the climb.
そのハイカーは登山中に脚に深刻な切り傷を負った。