mainspring
原動力 / 主ぜんまい
名詞
複数形: mainsprings
mainspringは、もともと機械式時計などの内部でエネルギーを蓄え、時計を動かすための主ぜんまいを指す言葉です。そこから転じて、比喩的に人の行動や出来事を突き動かす原動力や主要な動機という意味で使われるようになりました。
物理的な意味と比喩的な意味
物理的な文脈では、時計の心臓部とも言える部品を指し、それがなければ時計が作動しないという不可欠な要素を意味します。一方で比喩的な文脈では、表面に見えている行動の裏にある、根本的な精神的・心理的な推進力を指します。例えば、ある人物の成功の裏にある飽くなき好奇心や、社会変動の主因などを表現する際に非常に効果的な単語です。
類義語との使い分けmotivationやdriving forceといった言葉も原動力や動機と訳されますが、mainspringはより文学的で格調高い響きを持ちます。単なるきっかけや理由ではなく、システム全体を動かし続ける根源的な力というニュアンスが強く、個人の性格や信念、あるいは歴史的な出来事の核心にある力を描写する際に好んで用いられます。
意味
名詞原動力
人の行動や状況の展開における主要な動機または推進力となるもの
The desire for power was the mainspring of his political ambition.
権力への欲求が、彼の政治的野心の原動力であった。
名詞主ぜんまい
時計や腕時計において、機構を動かすための動力を供給する主要なばね
The watch stopped working because the mainspring had snapped.
主ぜんまいが切れたため、時計が止まってしまった。