liable
liable は、主に法的な責任と可能性(特に好ましくないこと)という二つの異なる文脈で使用されます。日本語ではどちらも〜しがちなや責任があると訳されますが、英語では状況によって明確に使い分けられます。
法的責任と義務
法律的な文脈では、損害賠償の支払いや債務の履行など、法的に責任を負う状態を指します。この意味では responsible と似ていますが、liable はより形式的で、裁判や契約などの法的な枠組みにおける賠償責任というニュアンスが非常に強い言葉です。
❌ I am liable for the mistake. (単に自分のミスだと認める場合は responsible が適切です)
✅ The company is liable for the damages. (会社が損害に対して法的な賠償責任を負うという意味になります)
好ましくない事象への傾向
日常的な文脈では、ある人が特定の状況に陥りやすい、あるいは何かが起こる可能性が高いという傾向を表します。特に、事故や病気、故障など、ネガティブな結果が予想される場合に使用されるのが一般的です。prone to や susceptible to と言い換えが可能ですが、liable は(条件が揃えば)そうなる運命にあるという客観的な可能性を示唆します。
be liable to do の形で、〜しがちである 〜する恐れがあるという意味になります。
例:Old houses are liable to have leaks. (古い家は雨漏りしがちである)
注意すべき混同
日本語で責任があると言うとき、道徳的な責任や役割としての責任を指すことが多いですが、英語の liable を使うと金銭的な支払い義務や法的な処罰という非常に重い意味に聞こえることがあります。単に私が担当していますや私の不手際ですと言いたい場合に liable を使うと、不自然に法廷のような緊張感を与えてしまうため注意してください。
意味
何かを行う可能性が高い、または特に不快な特定の状況の影響を受けやすい状態
The old bridge is liable to collapse if a heavy truck crosses it.
重いトラックが通過すれば、その古い橋は崩落する恐れがある。
債務の支払いや、損失または損害に対する賠償を行う法的責任がある状態
The company was held liable for the injuries sustained by the employee.
その会社は、従業員が負った負傷に対して法的責任を問われた。