instruct
意味の使い分けとニュアンス
instruct は、単に情報を伝えることではなく、特定の目的を持って体系的に教えるあるいは公式に指示するという強い意図を持つ言葉です。日本語の教えるには、日常的な軽い助言や情報の共有も含まれますが、instruct は学校での授業や専門的なトレーニング、あるいは上司から部下への明確な業務指示など、権威や責任が伴う文脈で使われます。
teach が知識やスキルを広義に教えるのに対し、instruct はより具体的で手順に基づいた指導を指します。例えば、楽器の弾き方を教えるのは teach ですが、特定の操作手順を説明したり、マニュアルに従って指示したりする場合は instruct が適切です。
注意すべき誤用と使い分け
日本語で指示すると言うとき、状況によっては direct や order が使われますが、instruct はやり方を教えながら指示するというニュアンスが含まれます。また、法的な文脈では、弁護士に手続きを依頼することを指し、単なる命令とは異なる専門的な委任の意味を持ちます。
❌ instruct a friend to go to the store(友人に店に行くよう指示する:友人関係に使うには権威的すぎて不自然です。この場合は ask や tell を使います)
✅ instruct the staff on safety protocols(スタッフに安全プロトコルを指導する)
文法的な特徴
この単語は instruct someone to do something(人に〜するように指示する)という形式で頻繁に使われます。また、instruct someone in something とすると、(ある分野)について体系的に教えるという意味になります。
意味
体系的な訓練を通じて、ある主題や技能を誰かに教えること
"The professor instructed the students in the art of classical rhetoric."
教授は学生たちに有機化学の基礎を教えた。
あるタスクを実行するように、誰かに公式な命令や具体的な指示を出すこと
"The manager instructed the staff to close the office by five o'clock."
裁判官は陪審員に対し、証人の最後の発言を無視するように指示した。
専門の代理人や弁護士に、自分の代わりに活動する権限を与えること
"The client instructed her lawyer to file for a divorce immediately."
依頼者は弁護士に、直ちに離婚手続きを行うよう委任した。
進め方について、具体的な情報や指針を誰かに提供すること
説明書は、家具の正しい組み立て方法をユーザーに案内している。