injustice
意味の核心とニュアンス
injustice は、単に不公平であることだけでなく、道徳的、法的、あるいは社会的な正義(justice)が欠如している状態や、それによって引き起こされる不当な扱いを指します。個人の感情的な不満よりも、権利の侵害や制度的な欠陥など、客観的な正義に反しているという強いニュアンスが含まれます。
例えば、誰かが不当に解雇されたり、法的に不当な判決を受けたりした場合に用いられます。また、社会全体の構造的な差別や格差を指して社会的不公正と表現する場合にも非常に適した単語です。
類義語との使い分け
unfairness: injustice よりも日常的で軽い表現です。ゲームのルールが不公平だったり、先生の採点が偏っていたりする場合など、道徳的な大義名分よりもバランスが悪い 平等ではないという点に重点が置かれます。
inequality: 不平等を意味し、主に富や機会の配分が均等でない状態(経済的格差など)を指します。injustice が正義に反するという道徳的判断を含むのに対し、inequality は統計的な差異や状態に焦点を当てた言葉です。
注意すべき表現
日本語で不当なと言うとき、文脈によっては unreasonable(理不尽な、分不相応な)が適切ですが、権利や正義に関わる文脈では injustice を使うことで、より深刻な権利侵害であるというニュアンスを伝えることができます。
❌ It is an unfairness that he was fired.(文法的に不自然ではありませんが、深刻さに欠けます)
✅ It is a grave injustice that he was fired.(彼が解雇されたことは重大な不当行為である)
意味
状況や行動における公平性や正義の欠如
"The decision was a gross injustice to the employees."
法制度の構造的な不公正が、最も貧しい市民に影響を与えた。
不公平または不当な行為や出来事
"They fought against the systemic injustice of the legal system."
不当な行為の被害者たちは、裁判所を通じて補償を求めた。
不公平であること、または不当である性質
その決定のあまりの不当さに、従業員たちは裏切られたと感じた。