dewar
デュワー瓶
名詞
複数形: dewars
dewarは、一般的にデュワー瓶として知られる特殊な真空断熱容器を指します。この容器の最大の特徴は、二重壁の間に真空層を設けることで、熱伝導と対流による熱の出入りを極限まで抑えている点にあります。これにより、液体窒素や液体ヘリウムといった極低温の液体を、蒸発させずに長時間保存することが可能になります。
科学的用途と構造
主に物理学や化学の実験室、あるいは医療現場で利用されます。単なる保存容器ではなく、極低温状態を維持するための精密な設計がなされており、以下のような用途で不可欠な役割を果たします。
液体窒素などの極低温液体の保管と輸送
超伝導デバイスを冷却するためのクライオスタットへの供給源
生体試料の長期保存(凍結保存)
用語の使い分け
日常的に使われる魔法瓶も、もともとはこのデュワー瓶の原理を応用したものです。しかし、学術的または産業的な文脈でdewarという言葉が使われる場合は、家庭用のボトルではなく、研究用や工業用の大型な真空断熱容器を指すことが一般的です。そのため、専門的な文書では魔法瓶ではなくデュワー瓶という用語を使用することが適切です。
意味
名詞デュワー瓶
液体窒素やヘリウムなどの極低温の液体を保存するために使用される、真空断熱容器のこと
The scientist carefully poured the liquid helium from the dewar into the cryostat.
科学者は、デュワー瓶からクライオスタットへ液体ヘリウムを慎重に注いだ。