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arras

綴れ織
名詞
複数形: arrases

arrasは、特に壁に掛けられる豪華な綴れ織を指す言葉であり、単なる装飾品以上の役割を持っていました。中世やルネサンス期のヨーロッパでは、石造りの冷たい壁の断熱材として、また空間を区切るカーテンのような役割として実用的に使われていた背景があります。

tapestryとの違い

広義にはtapestryと同じ意味で使われますが、arrasはより特定の歴史的背景や、壁に固定して掛けられた大規模な綴れ織というニュアンスが強く、文学的な文脈や歴史的な記述で好んで用いられます。現代の日常会話ではtapestryが一般的ですが、古典的な豪華さや格式高さを強調したい場合にarrasが選ばれます。

比喩的な表現と文脈

歴史劇や小説などでは、綴れ織の背後に人が隠れている場面(behind the arras)という表現がよく登場します。これは、厚手の生地が視線を遮るため、密談や盗み聞き、あるいは不意打ちなどの劇的な演出に使われる定番の舞台装置としてのイメージを伴っています。

意味

名詞綴れ織

装飾や断熱のために通常壁に掛けられる、豪華で厚手のタペストリー

The grand hall was lined with ornate arras depicting scenes of ancient battles.

大ホールには、古代の戦いの場面を描いた華やかな綴れ織が並んでいた。

関連語

Last Updated: July 2, 2026Report an Error