scab
/skæb/
この単語には、医学的な意味と社会的な意味という、全く異なる二つの側面があります。まず、身体的な意味では、傷口を保護するために自然に形成される硬い皮膜を指します。日常会話では単にかさぶたと訳されますが、植物や動物の病変による硬い皮膜を指す場合もあります。
社会的な文脈における強い否定的な意味
労働組合がストライキを行っている際に、その合意を無視して働く人や、代わりに従事する人を指します。日本語ではスト破りと訳されますが、英語の scab には非常に強い軽蔑と憎しみの感情が込められています。これは、ストライキという団結した行動を裏切り、組合の交渉力を弱める裏切り者であるという認識に基づいているためです。そのため、ビジネスやフォーマルな場ではなく、労働争議という激しい対立がある状況で使われる言葉であることに注意してください。
❌ He is a scab. (単に代わりの労働者であるという意味ではなく、激しく非難するニュアンスになります)
✅ The union members protested against the scabs. (組合員たちがスト破りに抗議した)
類義語との使い分け
ストライキに関連して、単に代替労働者と言いたい場合は replacement worker という中立的な表現を使います。一方で scab を使うと、相手を道徳的に非難する攻撃的な響きになります。また、医学的な文脈で scar (傷跡)と混同しないようにしてください。 scab は治癒の過程で一時的にできるかさぶたであり、 scar は治った後に残る跡を指します。
文法的な注意点
名詞として使う場合は可算名詞であり、単数形と複数形を使い分けます。また、動詞として scab を使う場合は、スト破りをするという具体的な行動を指します。
意味
ストライキ中も仕事を続ける人、またはストライキ中の労働者に代わって雇われた人
例文
会社のバスでスト破りたちが到着するのを見て、ピケットラインの人々は怒りに震えた。
リンゴの葉は、真菌感染による茶色のかさぶたで覆われていた。
他の人々が抗議している間、彼は手っ取り早く金を稼ぐために午後ずっとスト破りをした。