revolt
政治的な反抗と心理的な拒絶
revolt は大きく分けて二つの異なる文脈で使用されます。一つは、政府や権力構造などの確立された体制に対して、武力や集団的な行動で激しく抵抗する反乱という政治的な意味です。もう一つは、ある物事に対して生理的、あるいは道徳的に強い不快感や嫌悪感を抱く嫌悪という心理的な意味です。
反乱としての用法
政治的な文脈では、rebellion や mutiny と似ていますが、revolt は特に既存の権威を完全に拒絶し、それを覆そうとする強い意志を伴う行動を指します。単なる不満ではなく、体制そのものを変えようとする激しい動きが含まれます。
❌ revolt against a small rule(小さな規則に反抗する)
適切な例: revolt against a tyrannical regime(圧政的な政権に反乱を起こす)
嫌悪感としての用法
心理的な文脈では、単に嫌いだというレベルではなく、吐き気を催すような生理的な拒絶反応や、道徳的に許しがたいと感じる強い衝撃を表現します。この意味では、disgust と非常に近いニュアンスを持ちますが、revolt は(その対象によって)心が激しく揺さぶられ、突き放したくなるという動的な反応に重点が置かれます。
例: The smell of the garbage revolts me.(ゴミの臭いにひどく気分が悪くなる)
文法的な注意点
名詞として使う場合は反乱や嫌悪感を指し、動詞として使う場合は反乱を起こすまたは(人を)嫌悪させるという意味になります。特に動詞で嫌悪させると使う場合、主語には不快な原因が来ることが一般的です。
意味
確立された政府や権力に対して反抗し、蜂起すること
"The peasants decided to revolt against the oppressive regime."
農民たちは圧政的な政権に対して反乱を起こすことを決めた。
誰かに強烈な嫌悪感や恐怖心を感じさせること
"The smell of the rotting fish revolted everyone in the room."
腐った魚の臭いに、部屋にいた全員がひどく嫌悪した。
武力によって政府や統治者の権力を終わらせようとする試み
"The military coup was a failed revolt against the dictatorship."
その軍事クーデターは、独裁政権に対する失敗に終わった反乱であった。