perisperm
外胚乳
名詞
複数形: perisperms
perispermは植物学の専門用語であり、種子の胚を取り囲む栄養組織の一種を指します。一般的に種子の栄養組織として知られるendosperm(胚乳)と混同されやすいですが、その由来が根本的に異なる点が重要です。endospermが受精後の細胞分裂によって形成されるのに対し、perispermは受精前から存在する珠心という組織が発達したものです。
胚乳との構造的な違い
多くの植物では胚への栄養供給をendospermが担っていますが、ホウレンソウやビートなどのヒユ科植物では、このperispermが主要な栄養貯蔵組織として機能します。そのため、植物学的な文脈では、単に栄養組織と呼ぶのではなく、発生源に基づいて厳密に区別して使用されます。
学術的な利用シーン
この用語は主に植物解剖学や種子生理学の論文、専門書などで用いられます。日常会話で使われることはありませんが、種子の内部構造を詳細に分析する場合や、特定の科の植物の分類学的特徴を説明する際に不可欠な概念です。例えば、種子の断面図を用いて栄養組織の由来を説明する際などに、endospermと対比させて記述されます。
意味
名詞外胚乳
胚珠の珠心に由来し、種子の胚を取り囲んでいる栄養豊富な組織のこと
The perisperm provides essential minerals and proteins to the developing plant embryo.
外胚乳は、成長中の植物胚に不可欠なミネラルやタンパク質を供給する。