implementation
implementationは、単に何かを行うことではなく、計画や設計図という抽象的な段階から、具体的で機能する形へと移行させるプロセスを指します。文脈によって実行と実装という二つの主要な訳語が使い分けられますが、どちらも共通して理論を現実に変えるというニュアンスを持っています。
実行と実装の使い分け
ビジネスや行政の文脈では、政策や計画を実際に適用することを指してexecutionに近い意味で実行や施行と訳されます。一方で、コンピューターサイエンスやエンジニアリングの分野では、仕様書に基づいたコードを記述し、機能を具体的に動作させることを指して実装と訳すのが一般的です。
政策のimplementation(実行・施行):法律やルールを実際に運用すること。
機能のimplementation(実装):設計されたアルゴリズムをプログラムとして書き上げること。
日本語のカタカナ語との違い
日本語でインプリメンテーションというカタカナ語が使われることは稀であり、多くの場合、文脈に応じて実装や導入と訳されます。特にIT業界以外でこの言葉を使う場合、単に導入するという意味で使いたい時にimplementationを選択すると、相手には詳細な設計に基づいた構築プロセスという非常に技術的なニュアンスで伝わる可能性があります。単純な導入であればintroductionやadoptionの方が適切な場合があります。
Countable when referring to a specific version of a technical system (e.g., a C++ implementation of a library). Uncountable when referring to the general act of executing a plan (e.g., implementation takes time).
意味
決定、計画、または設計を実際に適用するプロセス
The implementation of the new tax law began in January.
新しい税法の施行が一月に始まった。
ソフトウェアプログラムにおいて、技術的な仕様やアルゴリズムを具体的に実現すること
The Java implementation of the sorting algorithm is highly efficient.
そのソートアルゴリズムのJavaによる実装は非常に効率的だ。