glomerulonephritis
糸球体腎炎
名詞
glomerulonephritisは、腎臓のろ過装置である糸球体に炎症が起こる疾患を指す医学用語です。この状態になると、本来は体内に保持されるべきタンパク質が尿に漏れ出したり、逆に老廃物が十分に排出されなかったりするため、血尿や浮腫(むくみ)、高血圧などの症状が現れます。
病理的な特徴と分類
この疾患は、急激に発症する急性糸球体腎炎と、緩やかに進行する慢性糸球体腎炎に大別されます。急性の場合、多くは細菌感染(例えば連鎖球菌による感染)の後に免疫反応として起こりますが、慢性的な場合は、自己免疫疾患や糖尿病などの基礎疾患が原因となることが一般的です。
臨床的な文脈での使用
医療現場では、単に炎症があることだけでなく、その原因や形態によってさらに細分化して診断されます。例えば、minimal change disease(微小変化症候群)のように、光学的顕微鏡では変化が見えないものの、電子顕微鏡レベルで変化が認められる特殊な形態の糸球体腎炎も存在します。診断においては、尿検査や血液検査に加え、腎生検による組織学的評価が不可欠な要素となります。
意味
名詞糸球体腎炎
血液から老廃物や余分な水分をろ過する腎臓内の小さな毛細血管の集まりである糸球体に起こる炎症のこと
The patient was diagnosed with acute glomerulonephritis after presenting with hematuria and edema.
患者は血尿と浮腫を呈し、急性糸球体腎炎と診断された。