catabolic
catabolicは、生物学や生化学の文脈で、大きな分子を小さな分子へと分解するプロセスを指します。この過程で蓄えられていた化学エネルギーが放出されるため、エネルギー産生に不可欠な役割を果たします。一般的に、代謝(metabolism)は、この分解過程である異化と、逆に小さな分子から複雑な分子を合成する同化(anabolism)の二つの相反するプロセスで構成されています。
異化と同化の対比catabolic(異化の)とanabolic(同化の)は、代謝における対照的な概念です。例えば、食事から摂取した炭水化物がグルコースに分解される過程はcatabolicな反応であり、一方で、そのグルコースを用いて筋肉などの組織を構築したり、エネルギーを貯蔵したりする過程はanabolicな反応と呼ばれます。このように、エネルギーを消費して放出するのか、消費して蓄えるのかという方向性の違いが重要です。
医学的および生理学的文脈での使用
この用語は、単なる化学反応だけでなく、身体の状態を表す際にも使われます。例えば、飢餓状態や激しいストレス下にある身体はcatabolic state(異化状態)にあると言われ、これは身体がエネルギーを確保するために自らの組織(筋肉など)を分解し始めている状態を指します。対照的に、成長期や筋力トレーニング後の回復期はanabolic state(同化状態)となり、組織の修復や増強が行われます。
意味
複雑な分子をより単純な分子に分解し、通常はエネルギーを放出する代謝過程に関する状態
The catabolic phase of metabolism involves the breakdown of glycogen into glucose.
代謝の異化相では、グリコーゲンがグルコースに分解される。