pneumothorax
pneumothoraxは医学的な専門用語であり、一般的に気胸と訳されます。この状態は、肺を包む胸膜の間に空気が漏れ出すことで肺が潰れ、呼吸困難や胸痛を引き起こす疾患を指します。日常会話で使われることは稀で、主に医師や看護師などの医療従事者が診断名や病状説明で使用する非常にフォーマルな用語です。
種類と発生原因による使い分け
気胸には、外傷などの外部要因によって起こる traumatic pneumothorax(外傷性気胸)と、特に原因がなく自然に発生する spontaneous pneumothorax(自然気胸)があります。さらに、自然気胸の中でも、肺に嚢胞がある場合に起こる primary spontaneous pneumothorax(原発性自然気胸)と、肺疾患に伴って起こる secondary spontaneous pneumothorax(続発性自然気胸)に細分化されます。臨床現場では、これらの区別が治療方針を決定する上で極めて重要になります。
臨床的な表現と注意点
医療記録や診断書では、肺がどの程度虚脱しているかを示すために tension pneumothorax(緊張性気胸)という言葉が使われることがあります。これは空気が蓄積し続けて心臓や反対側の肺を圧迫する緊急性の高い状態で、単なる pneumothorax よりも深刻な状況であることを意味します。また、治療法として胸腔に管を入れる処置は chest tube insertion と呼ばれ、これにより胸膜腔内の空気を排出させ、肺を再膨張させます。
意味
例文
患者は突然の胸痛を訴え、自然気胸と診断された。
あなたは緊張性気胸の状態にあります。直ちに針による脱気処置を行う必要があります。
エックス線写真で、右側に大きな気胸があることがはっきりと分かる。
鈍的外傷によって外傷性気胸が引き起こされたのではないか。
外科医は気胸を治療するために胸腔ドレーンを挿入した。
気胸が解消されたため、現在は安定している。
これは気胸なのか、それとも単なるパニック発作なのか?
小さな気胸であれば、外科的な介入なしに自然に治癒する場合がある。